1年半以上も放置して、この記事自体も約ひと月前の話になってしまうのだが・・・・・・
Windows 8をインストールしたものの放置していたNEC VY17F/AG-Tを、急遽Windows 8.1 Updateにアップデートした。
Updateにアップデートとは一体何が何だか?であるが、どうやら現在においてMicrosoft Windowsの最新バージョンは「8.1 Update」と呼ぶらしい。
で、放置していたものを今更急遽アップデートする事も普通はないのだが、
「Windows 8.1 Update」に更新していない環境へのパッチ提供、6月10日で終了
などというニュースを見てしまったので、びっくらこいて慌てて行動してしまった。
後でよく調べると、後ろにUpdateの付かない唯の「Windows 8.1」にセキュリティ・パッチを提供しないという意味で、「.1」が付かない最初の「Windows 8」については2016年1月までサポートされるとの事。
Windows 8のサポート期限は2016年1月まで
まったく、紛らわしいのにも程があるという感じであるが、Windows 8.1 Updateは従来のPCユーザに評判の悪かったUIが大幅に改良されて使いやすくなっているから、アップデートして正解といえよう。
ただ、うちのNEC VersaPro VY17F/AG-Tは調子が悪く、すんなりアップデートできず、上記の勘違いもあって大いに焦らされてしまった。
先ずどういうわけか、ダウンロードを始めても30分程度でフリーズしてしまい、先に進まないのだ。全ての操作を受けつけず、電源ボタンを長押しするしかなくなるのだ。
今年は6月になったばかりなのに異常に暑く、熱暴走が疑われた。分解して、CPUファンを調べたが綺麗な物だった。試しにアップデートはやめて、ネットサーフィンなどをやってみるとやはり30分程で同様に操作不能となってしまった。
ともかく時間がない(と当時は焦っていた)ので、無理やりでも何とかするしかない。
VY17F/AG-T本体を持ち上げ、その下にUSB扇風機を設置して冷やす事にした。
この状態でダウンロードは何とか完了出来たが、今度は更新中にエラーコード0x80240031を吐いて中止してしまう。
どこかで、アンチウイルスを切るという情報を見つけてこれを試す。確かに何かをインストールする時の基本中の基本だ。しかし、アンチウイルスといっても使っているのは最初から付属しているWindows Defenderなのだ。それくらいは自動でOffになるように気を利かせてほしいものだ。
Windows Defenderを手動で無効にすると、無事更新は続行して、再起動を促されるところまで進んだ。
その後、次の再起動がかかる寸前でフリーズしてしまった。ここまで来るのに2時間程かかっているのだが、最初からやり直しだ。
まだ本体が熱いうちは、すぐにフリーズしてしまうだろう。寝るか飯でも食って冷えるのを待つしかない。さらに、USB扇風機だけでなく、普通の大きさの扇風機でセット全体に風が当たるようにした(エアコンがあれば良いのだが)。
再チャレンジは慎重を期して、途中再起動がかかるところは電源を落としてしまい、本体が冷えるのを待って起動させる作戦で行った。
これで、ようやく「Windows 8.1 Updateにアップデート」する事に成功した。
さて、成功したとはいえすぐにフリーズするようじゃ実用にならない。一応、何処が怪しいか目星は付いているので、近いうちに対処したい。