« 2007年7月 | トップページ | 2007年9月 »

2007年8月

2007年8月26日 (日)

グレンラガン22話 展開早過ぎだろ!

ワンフェス、コミケと、その間の帰省もあって、久々の更新。アニメも観ていないのが溜まりに溜まってしまい、ようやくなんとか。

で、グレンラガン22話「それが僕の最後の義務だ」の感想。19話でシモンが監獄にぶち込まれてから、3話しかないのに、何と!月落下は阻止されてしまいましたよ!!

ちょー、端折るのもどんだけー、ってな。間3話って言っても、先週21話はヨーコさんが姿くらまして先生やってるだけだったし、先々週20話は大脱走の期待もむなしく、見捨てられたゴタゴタで脱出と。実質この一話だけで、月落下は解決!

まあ、もう回数残り少ないから、強引に押し込んだって感じだね。っていうか、構成真面目に考えたらありえないっしょ。残り少ないなら、少ないなりに最終話で落下阻止、めでたしめでたしで良かったんじゃないの?普通はそう思うところ、なのにアンチスパイラルの攻撃はまだ終わってませんと!

今日1日で、こんだけ飛ばすんだったら、何で先週あんな話を挟んだんだろ?って思う。あれがなければ、もっと余裕ある展開になった筈。何かトラブルあって、急遽持ってきたような気がしないでもない。

終盤で綺麗にまとめて終わりに出来ないのが、ガイナックスの癖なのかもしれないねー。

いろいろ、プー垂れてしまったが、面白いところは一杯在ったよ。アークグレンのあれは、明らかにアレやアレのパロで、ニヤついてしまった。

トップをねらえ! Vol.3 トップをねらえ! Vol.3
日高のり子 佐久間レイ 岩本規夫


Amazonで詳しく見る
by G-Tools

これだったよな、アレ。

2007年8月 7日 (火)

電脳コイルに対する微妙な気持ち

電脳コイル、一部の観察者の高評価を受け、一応観続けているのだが、「これってそんななにベタ褒めするほど良いのか?」とか「文句なしに良いと言い切れない自分は、ダメな人間?」と踏絵を踏まされるような、何とも気持ちの悪い感覚に苛まれていたのだけれど・・・

聖地日本~Sacred place Japan~ 「電脳コイル」の海外反響 これがキッズアニメだなんて信じられないよ

ここを見る限りじゃ、やっぱり面白くないとか、「面白くないとは言い切れ無いが、最高に面白いとは言えない」みたいな、自分と同じような感想を持つ人もいて、すごーく安心できた。海外ファンの翻訳がメインだけど、コメントは日本人なのだろうし。

まあ、2chにいけば「電脳~はう○ちアニメ」みたいな事はいくらでも書いてあるんだろうけど、何が本当か判らないところだし、自分がいつも見ているような口達者&インテリな人気ブロガー様達は、軒並みマンセーな評価だったので、非常に不安だったわけですよ。

誤解して欲しくないのは、全く面白くないというのではなく、見所は確かに多いのだけれど、「手放しで最高と言えるほど良くはないだろ」ってこと。

何かが、いつも引っ掛かってて、リミッターというか、吹っ切れた爽快感がいまいち感じられないのだな。その正体が何なのか?いつも違和感を感じる。

で、そのリミッターを感じなかったのが、例の12話「ダイチ、発毛ス」だったわけで。

思うに、上のリンク先にも感想があるのだが、

>いったい「電脳コイル」はどの年齢層にターゲットを絞っているのだろう?

って感じてしまうところが、根本にあるような。子供向けの皮を被っていながら、やっている事はかなり複雑で難解だったり。

いや、それだけなら単純なのだが、世界の広がりが大人の世界も含めた全宇宙的規模ではなく、あくまで子供の視点、子供の狭い世界の中でのみで、舞台が閉じているところがややこしい。

あくまでアニメに表現されているものは、メガネをかけた子供だけが見る事の出来る世界であり、メガネをかけていない一般人の大人は見る事の出来ない世界なんでしょ?

時々、ダイチの父親とか、一般の大人が登場するシーンはあるが、彼らの視点で見たシーンは全く無く、大人から見れば、空中の何も無いところでカチャカチャやっている子供の姿は何とも珍妙に映る筈なのだが、それを視聴者に感じさせるシーンは1回も登場していない。

ちょっと横道にそれたが、大人の視点でのシーンがあるかないかではなく、ともかく全て子供視点で、物語は進むという事だ。

それなのに、非常に難解で大人でも重いテーマやシステムを持ってきていて、子供というリミッターがなければ、世界的規模の情報戦やマッドサイエンティストの暗躍といった、でかい話がいくらでも出来そうなのに、大黒市の一地区でのご近所話でしかないと。

意図してやっている意欲的実験作として、スタッフのチャレンジ精神には高い評価を与えたいとは思う。もしかしたら、私が見ていた他サイトの高評価は、それを含んだ意味での評価だったのかな?とも思う。

だが、作品自体の面白さについては、残念ながら成功しているとは言い辛い。

突き抜けた爽快感が感じられないのは、世界が矮小化している事と無縁でないように感じられる。ただ一つの例外を除いては。

ミクロ世界であれだけグローバルに展開できた12話は、正に神シナリオと言って良いだろう。あれが面白かったのは、子供世界のリミッターが、あの時だけ外れてしまったからに他ならない。

電脳コイル キャラクターブック (キッズ・ポケット・ブックス 61) 電脳コイル キャラクターブック (キッズ・ポケット・ブックス 61)
磯 光雄


Amazonで詳しく見る
by G-Tools

13話はつまらなかったが、おばちゃんが「自称」でなくて、本当に17歳だったのは噴いた。

2007年8月 5日 (日)

グレンラガン19話 特攻禁止!

天元突破グレンラガン19話「生き残るんだどんな手段を使っても」の感想。

今週も驚きの連続。時間が短く、退屈しない25分だった。同じ長さのアニメでも陰鬱でつまらないと、やたら時間が長く感じて苦痛だが、このところのグレンラガンは爽快だ。

3週間後の破滅のシナリオは、全国放送となって誰もに知れ渡ってしまった。地上解放の英雄も、いまや破滅の元凶に。フセイン像のように引き倒されるカミナ像。

逮捕されたシモンに言い渡された判決は○○。こんなの裁判じゃない。だが、ロシウでなくても、民衆を納得させる答えは一つしかないだろう。即時決行でなく、いつやるか明かされなかったところに、まだ希望があるのでは?

最終兵器の発動まで3週間とはいっても、その間何もしないで放ってくれるアンチスパイラルではなかった。複数の子機が集まった巨大ムガン現る。グレンラガンで迎え撃つしかないと、出撃を求めるシモン。だが、犯罪者の出撃を許可するものがいるわきゃないだろうな。

「だったら爆弾でも何でも積んだらいい!逃げたら爆破すればいいだろ」

シモンの言い分が認められ、グレンラガンの出撃が許可された。だが、さすがロシウ新総司令w、やる事がきたない大人だった。

爆弾だけ積むのでは、あのカミナを兄貴と慕うシモンのことだ。特攻自爆もありうる。かっこいいロシウ君にメロメロの「黒の兄妹」次女、メガネの副官キノンを人質に同乗させる。

これでは無謀な戦い方は出来ない。非情な様でいて、シモンにはカミナのように散って欲しくないからか、それとも、単に犬死されては、貴重な戦力が無駄になるからか?いつのまに賢くなったのだろうね。

真面目に戦ったシモン君だが、ムガン完全掃討ならず。ボロボロとなって沈むグレンラガン。最後に決着をつけたのは、リーロン発明の新装備を搭載したグラパール隊だった。もはや、グレンラガンは必要なしという事か?

「間に合わせるのが大人ってものよ」とリーロン。キーワードは大人ですか・・・

グレンラガンは廃棄処分が言い渡される。来週からは天元突破グラパールですよwww

そして、事が終わってみれば、キノンも自ら進んで人質となった事が明らかに。ロシウ君の為なら喜んでなのか、それともシモンをやはり死なせたくないからか?

何れ分かる日が来るのだろう、ロシウやキノンの気持ちが。

最後に、収監されたシモンがヴィラルと再会。来週は大脱走でもやってくれるのかなwkwk

天元突破グレンラガン2 天元突破グレンラガン2
中島かずき 今石洋之 錦織敦史


Amazonで詳しく見る
by G-Tools

ヨーコさんは一体どこで何をしているのやら・・・

« 2007年7月 | トップページ | 2007年9月 »

無料ブログはココログ

楽天ランキング

  • パソコン・周辺機器

スポンサード リンク

PR

  • クーポン券で更に割引★