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2007年9月

2007年9月30日 (日)

グレンラガン最終話 最高のフィナーレ!!

天元突破グレンラガン最終第27話「天の光はすべて星」の感想。

感動の最終話、ごちそうさまでしたっ!

あまりの感動に、身体が打ち震えている。こんなに素晴らしいエンディングを迎える事ができるなんて、想像以上だ。
最高を表現するのに、あらゆる最上級の言葉を当てはめても、まだ足りないくらい。一体どんな言葉で説明したらいいのだろう。
とにかく、自分の貧しい映像体験のなかでも、ベストと言っていいくらいの最高のエンディングだ。小さな、しょぼいテレビでしか見る事が出来なかったのが悔しい。
大画面の良いテレビで鑑賞できた皆さん、堪能出来たでしょうか?

いやね、GAINAXって、いつも最終話をきちっとまとめられない印象があったので、先週も「ぐだぐだにならず、キッチリ決めていただきたい」なんて感想で終わったのだが、まったくお見逸れ申した。
今後は、考えを改めるしかないですね。新劇場版ヱヴァの結末も期待できるような、素晴らしい仕事ぶり。

具体的な事は、もともと書く能力がないし、それ以前にネタバレしないで、皆さん自身その目で確かめてほしいと思う。そんな訳で、きちんと書けなくて、すみません。

先ず、作画について。めちゃ力が入っていることが、冒頭からビシバシ伝わってきた。手描きの、枚数が全然少ない典型的なリミテッドアニメなんだけど、1枚1枚に賭ける思いが、ものすごい。
古い作品で、出崎統監督の演出で多用される止め絵、あの絵の雰囲気で、ブレながら動かしているんだけど、それの1枚1枚の作画が、丁寧かつ勢いがあって、前半5分でノックダウンされてしまった。
これまでも、グレンラガンでは多用されてきた表現だけど、前半からブレーキなしの全開状態で描いて来て、これでもか!これでもか!の波状攻撃で、熱いったら、これ以上のものが無いほど。

ハリウッド式のCGらしいCGが全盛になろうとも、手描きのアニメはこんなに熱いんだぞ!ってメッセージのようで、身体を震わせながら、ウンウン頷いていましたよ。

お話は、お約束のアンチスパイラル戦の勝利以降のエピローグが、なんとも物悲しく甘酸っぱく、それでいて希望があって幸せである。
不用意に謎を残すことなく、終わる事は終わらせた事で、すっきり爽やかに終われた事が、何時になく素晴らしいといっていいだろう。
新旧受け継いで、時が流れていく。それこそ、螺旋の力の賜物である。

先週、スクイズとかいう某アニメがショッキングな結末で世間を騒がせたが、本作はそうした奇をてらった手法を取らずに、ガチンコ勝負で感動を残してくれた。これこそが名作というものだろう。

放送時間帯の不利などあって、視聴率は高くなかったが、エヴァがそうであったように、放送後に、徐々に人気が出てくれればと思う。幸い、早くも再放送のスケジュールが決定している。

天元突破グレンラガン、改めて全スタッフに感謝したい。素晴らしいアニメをありがとう!

天元突破グレンラガン 4天元突破グレンラガン 4
柿原徹也.小西克幸 今石洋之


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2007年9月28日 (金)

School Days 最終話、放送中止もやむなし

TVアニメ School Days 最終第12話「スクールデイズ」、AT-Xも、試写会も行ってないが、親切な皆様wのおかげで、概要がつかめましたよ。ネタバレ平気な方は、おもしろいので散策されればいくらでも、掃いて出てきますよ。
雰囲気だけ、ちらっとばらすと、試写会では嘔吐者数人、まさにNice boat.なエンディングだったらしい。

AT-Xの方は、血の色はスミでごまかし、一部のカットもマイルドに調整されていたそうだが、実写のテレビドラマだったとしても、過去例を見ない過激なプロット、倫理的に言い訳もできそうにないね。
自分なんかは、エルフェンリートとかグロいシーンを見る事自体は全然平気で、アップされた静止画のカットとか見ても感動薄い。
でも効果音とか演出でいくらでも怖くなっちゃうから、※試写の方は血の色そのままだったそうだし、吐くやつがいても不思議でないな。
※アキバBlogではウソって書いてあるね。2chはこれだからな・・・

これじゃ事件が無くても流せないという意見もある。TVKその他のUHF局での放送中止は、やむをえない措置として納得するしかなかろう。
まあ伝聞だし、自分は見ていないから、結論はここで言い切れないのだけど。

たぶん、制作側は通らないのも覚悟の上、やりたい事をやりたくて押し切ったってところだろう。
ファンの一部には歴史に残る作品として高く評価する意見もある。
表現の自由の観点からは、支持したい所だが・・・

好きに作ってしまった連中は幸せかもしれないが、今回の一件で、今後過激な企画は、ますます通り難くなってしまうのではないか?
未来の門を閉ざす事になれば、手放しで、今回のTVアニメ School Days を高く評価する事はできないだろう。

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ゲーム・ミュージック KIRIKO yozuca*


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演出で、曲が効果的に挿入されていたとか

2007年9月23日 (日)

グレンラガン26話 パラレルるんるん

天元突破グレンラガン第26話「いくぜ ダチ公」の感想。

今回は表現が哲学的で、頭の悪い私には、何と言っていいか困ったもの。
要は、「たら、れば、もし、色々可能性はあるけど、道を決めるのは、己の信念だー!」って感じ?

それの表現として、並行世界の物語の、楽しい映像をいっぱい見せてくれましたよ。
兄貴との再会(並行世界だから、再会という表現は変だが)はもちろん、ヴィラルに可愛い嫁さんや子供がいたのに噴いたーw
シュレディンガーの猫たん万歳ですなwww

そして、並行世界の主人公たちはそれぞれ、螺旋の力という意志によって、己の進むべきを道を見つけて飛んでいくと。
シモンの見つけた道は結局、愛しのあの子の元に飛んでいく事だった、って事?でいいのか。

その他、見所としては、ブータが今週もサプライズ!まるで某なのはたんのペットみたいでした。
一体こいつ何もん?

いよいよ、次週が最終回。ぐだぐだにならず、キッチリ決めていただきたい。

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2007年9月19日 (水)

TVK、School Days 最終話放送中止

Schooldaystvk 全く、やってくれましたよTVK。
アニメ School Days 最終話を wktk しながら待っていたら、ご覧のとおり。

どんな内容のアニメになるなんて事は、最初から判っていた筈なのに、流せなくなるんだったら、最初からやるなと言いたい!
それなら、諦めもつくってもんだ。

恐らくは、前日発生した京都での、16歳少女による手斧で父親の首を切断殺害事件を受けての措置だろうが、そうした事件は、今日では日常茶飯事。何時その手の悲劇は起きても不思議でない状況。
それが予見できなかったとするなら、あまりに平和的だ。番組として、毎週流す事を決めた以上、最後まで流しきるのが、責任というものではないだろうか?

School Days は、確かに主人公の誠が最低野郎の胸糞悪い話で、今回こうなったのは、流血エンディングだったのかもしれない。でも、一つの作品を作る、観てもらうというのは、単に面白いからとか、儲けになるからだけではない筈。
何か伝えたいものがあるわけで、表面上如何であれ、不謹慎とは決め付けられないだろう。

大体、何のための深夜枠なのよ?通常枠では流せない内容だから、そうしてんでしょ。世間で、どんなに猟奇的な事件が起きようとも、自制心を失わない大人だけに見てもらいたいからなんじゃないの? それじゃあ、ひぐらしや、なのはも流せないよね。1日や2日で、事件の記憶が薄れたりはしないから。

あーあ、神奈川オワター\(^o^)/

追記:どうも、地上波は全滅のようです。AT-Xも微妙。TVK公式サイトでは、ひぐらしのリンクも消失しました。
School Days:京都の父殺害事件で最終回の放送見送る 女子高生の暴力シーンを考慮-アニメ・マンガ:MSN毎日インタラクティブ

もえたんで有名なあの局もダメ

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2007年9月18日 (火)

コリン・マクレー氏逝去

コリン マクレー ラリー 我国の代表的スーパーカーとして、スバル・インプレッサの名を世界中に知らしめた、元WRCドライバーズチャンピオンのコリン・マクレー氏が、9月15日、自家用ヘリの事故でお亡くなりになられたそうです。

訃報 コリン・マクレー、ヘリコプター事故で他界 (SUBARU - Motorsport)

今日、スバル・インプレッサWRXが、世界的な憧れの名車とまで、高く評価されているのは、初代インプレッサでチャンピオンとなったマクレー氏の功績によるものです。

実車で有名になるばかりでなく、PCゲームの名作でもある「コリン・マクレー・ラリー」で、ラリーファンの垣根を越えて、スバル・インプレッサを世界的に有名にしました。
欧米の子供たちは、プレステのグラン・ツーリスモで、日本車に憧れを持つと言われていますが、それ以前に「コリン・マクレー・ラリー」が、インプレッサをスーパーカーにしたといって良いでしょう。

スーパーカーといっても、ご存知のようにインプレッサWRXは、一般庶民が使用するありふれたセダンをベースに、基本構造を変えることなく僅かばかりのチューンを加えて仕立てたスポーツモデル。最初から、モンスターとなるべくして作られたイタリアやドイツのスーパーカーとは違います。
ベースは全くの一般車でありながら、特別に作られたイタリアやドイツのスーパーカーと互角以上に走れる事を、ラリーファンの枠を超えて世界中に知らしめたのが、インプレッサWRXであり、コリン・マクレー氏だったのです。
今日、日本車が耐久性や品質のみならず、絶対性能の面でも世界から一目置かれるようになったのは、インプレッサとそのライバルであるランサーEVOがあるからであり、マクレー氏は神様のような存在でした。

私は、スバル乗りではありませんが、上記のように、マクレー氏を尊敬しておりました。
メーカーの垣根を越えて、日本車の歴史に名を残した人物です。この度のご逝去、誠に残念でなりません。
ご冥福をお祈りいたします。

2007年9月16日 (日)

グレンラガン25話 ヨーコさん再び・・・

天元突破グレンラガン25話「お前の遺志は受け取った!」の感想。

先週24話「忘れるものか この一分一秒を」は、私の嫌いな死亡キャラ多数展開だったので、感想見送り。

今週も当然と言うか、主要キャラが死んでいくのだけれど、犬死ではないから。
それでも、カミナのように感動できるかというと、難しいよね。前々から、目立った存在の人気キャラかというと、どうなんだろう?むしろ、ロシウ君を持ってきた方が、死に場所として最適だったんでは?
彼は、先々週の活躍の仕方とか、ある意味死亡フラグだったのかもね。

それにしても、ヨーコさん。何やらいい雰囲気になったとしても、またも男は逝ってしまう。哀れ。
彼女を最後に受け止めるのは誰なんだろう?アッテンボローだったら笑える・・・

その他、今週はブータが大活躍。さすが、非常食w

天元突破グレンラガン 3天元突破グレンラガン 3
中島かずき; 錦織敦史; 吉成曜 今石洋之


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そういえば、あの人が逝っちゃうDVDは今月9/26日発売ですよ!

2007年9月15日 (土)

電脳コイル 16話「イサコの病室」

電脳コイル 16話「イサコの病室」の感想。

ようやく、本線の話が動き出した。これで少しは面白くなりそうだ。
「4423」の意味がそれだけとは思えないが・・・

しかし相変わらず、説明的喋り中心で、アニメとして出来がいいとは思えない。
部分的に良かった回もあるものの、世間の評価は高すぎやしないか?
絵が崩れていないとか、シナリオが破綻していないとか、一部の酷すぎるアニメと比較してもしょうがない。
驚くようなものがってこそ、凄い作品と思うのだが、淡白で小さくまとまっている気がする。
いや、むしろ、絵が崩れていようがシナリオがメタメタでも、「なんだこりゃ!」ってトンデモ作品の方が、面白かったりするわけで、そうした勢いを感じないのだ。

オバチャンの上司とか、イサコの兄とか役者が揃ったところ。今後のあっと驚く展開に期待したい。

2007年9月 2日 (日)

グレンラガン23話 キャプテンシモン?!

キャプテンシモン、オープニングのアレってこれだったのね。まあ、やりたい事がやれるのって幸せだと思うw

天元突破グレンラガン23話「行くぞ 最後の戦いだ」の感想。戦いが一段落して、ロシウは一人故郷に向かう。もう前話で判っていたが、ロシウは好んで「死刑判決」を下したのではなかった。

自分には力がない、そうしたコンプレックスが彼を、強く見せかけていたというわけだ。そして本来尊敬すべきシモンに、「死刑判決」を下すことでしか事態収拾が出来なかった事を悔い、それでも地球を救う事が出来なかった自分に無力さを痛感するのだな。

判決の後の笑いは、己の情けなさを冷たく笑っていたわけかw

一人で全てを抱え込んでしまうロシウくん、遂には最後に向かって突き進んでしまう。負の方向に向かうロシウと、正の方向のシモン。見事な対比だな。

リーロンいわく、螺旋力とは簡単に言えば「愛の力」

「愛の力」を持たない獣人は子孫を作れず、アンチスパイラルはそれを恐れたと。まるで、どこかのPTAみたいだw

ロシウくんは、キノンの愛に救われたと。螺旋が絡まりあっていたのかどうかは謎w

で、物語とは全然関係ないのだけれど、ロシウくんの声を演じている斎賀みつきさん、ジョニー・マーキス・シンの声優さんでした。昨日、「地球へ・・・」を観ていて気付いた(遅いよ)。

カッコいいと感じたのは絵だけでなく、声もそうだったという訳か?ググってみると、斎賀みつきさんは、美少年役として有名な方らしく、女性ファンも多いらしい。お写真を拝見すると、宝塚の男役のようなカッコいい方だった。私もファンになりそう。

さて話を戻して、アンチスパイラルの本拠地は何処って?ところに。

ロシウを助けに出ていたグレンラガンが、シモンの愛の力(便利に使いすぎw)でワープ(やつらは何時この言葉を覚えたんだ?)したと同時に、首だけのロージェノムが何かを感知。螺旋力といいロージェノムといい、ワケのわからん力で誤魔化しまくりだな。

で、アンチスパイラルの本拠地は別○○の○○空間にあると来た。

またまた何とかの猫さんですか?最近SFっていうと、こればっかし。便利なのはわかるけど食傷気味だねー。

まあ、やりたかったのはキャプテンシモンだから、関係ねぇ、オッパッピーwww

ノエイン ~もうひとりの君へ~ 第1巻 ノエイン ~もうひとりの君へ~ 第1巻
工藤晴香 瀧本富士子 中井和哉


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何とかの猫さんと言えば、これが名作。

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