ガンダム00 第2話 ガンダムマイスター
ガンダム00 第2話 ガンダムマイスターの感想。
相変わらずの印象。ガンダムのデザインはそこらの新しいロボットアニメのそれと区別がつかないし、燃え上がらない淡々としたストーリーと演出。キャラも多すぎて、一体誰が主人公何だか。
もちろん、刹那とかいう坊やが主人公なんだろう。でも、それはお約束の白いガンダムに乗っていて、戦闘シーンで少々他のガンダムより派手な動きを見せたからじゃないの?1話の冒頭で、過去の体験を見せるシーンがあったから?今回のラストで切れ者らしい戦士が、戦いを挑んできたからか?
それって、過去のガンダムシリーズが残してきたアイコンにただ乗りしてるだけだよね。ガンダムシリーズなんて知らない、これが初めてのアニメっていう視聴者にそれが分かって、わくわくさせる事ができるだろうか?
何故、それらが、お約束となり得たのか。それは、それらが初めて使われたシーンで、人を強烈に惹き付け感動させたからに他ならない。巧みなストーリーと細やかな演出の積み重ねで、初めて成し遂げる事の出来た努力の結晶なのだ。
それなのに、今度のガンダム00は、それらの遺産を引用するだけ。淡々と流れるストーリーと感情表現の乏しいキャラが、思い出したように所々に組み込まれたそれらを、演じさせられているだけの事。
まあ、過去の引出しを開けてノスタルジックな妄想にふけるのも悪くはないが、それはそれ。
新たな感動を求めて、貴重な時間の一部を費やそうと考えている私のようなファンには、つまらないというものだ。
第1話のソレスタルビーイングで、皆がみんな酷評しているだろうと思っていたら、意外と好意的な感想が目に付き、自分が間違っているのかとも思ったのだが、よくよく読んでみると、過去のアニメのシーンを引用しては、面白いとかカッコイイといっている感想が多い。
コーラサワーはオレンジとかね。今回のガンダムマイスターもきっと
「君の存在に心奪われた男だ!」
とかいって、さも好敵手のように戦いを挑んだグラハムを、シャアのような存在として騒いでいるんだろう。
もう、アフォかと。シャアが何でカッコよかったのか判ってるのかね。双眼鏡かまえてくっちゃべったところで、それは借りもんのパロディーでしかなく、グラハムが優秀な戦士である事は何も証明されていないのだ。
まあ、確かにネタになるような事はてんこ盛で、その意味では面白いアニメだろう。
デブwガンダムのティエリアが今回メガネをしていない(戦闘中はしていない、伊達なのか?)とか、犯行声明の親父が200年前に死んでいるとか。GN粒子って何?とか。
主人公中心にストーリーを進めないのも、満遍なく魅力的なキャラ同士で、勝手にカップリングさせて妄想を膨らますのに、却って都合いいとか。
作っている側のコンセプトが最初から、多様な嗜好に対応する豊富なキャラクターとネタの提供だとしたら、見限るしかないんだけど・・・
某所で、富野監督が「ガンダムなんていうものを作ったために、30年たった今も自分の知らないガンダムが次々に出て来て怒っている」と発言されたそうだ。
今のところ、ガンダム00も、ファーストの遺産を食い潰しているだけで、全く精神は引き継がれていないと、思う。
文句ばっかりいってれば、周りから人がいなくなってしまうと、分っているさ。
しかし、本当は褒めたいのに、褒めるところがないというのが、何とも悲しい。
期待もなければスルーするだけだ。





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