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2007年10月

2007年10月28日 (日)

ガンダム00は取り説

ガンダム00 第4話 対外折衝を観たが、感想を書くのも、しばらくもういいやって気分。

どうせ、取り説なんでしょ。
ガンダムが最初は面白くないのは当たり前。登場人物とストーリーの概要を一通り説明し終わるまでは、我慢して観続けなさいって。そういうスタンスで、作ってるんだよね結局。

某所で見た話だから、嘘かほんとか分らんけども、監督は「8話から化けますから」といったらしい。

つまりは、8話までは面白くなくても仕方がないと、自ら認めているのも同然。 もし、本当にそうなら、軽々しく発言する監督って、どんなもんでしょ。 観客の我慢前提に、作品を作るなんて、あんたら何様だと思うよね。

まあ、発言の正否は確かめていないけど、これまでの回を観れば、取り説といわれても間違いない。

観る方がダメなんだとは思うけどね。1話や2話が面白くなくても、そこで切るのは勿体無いとかいって、我慢しながら観る事が多いわけだから。 そうやって、作る方を甘やかしてきた結果だよね、まったく・・・

2007年10月22日 (月)

2007年10月~アニメ新番組2週目個人ランキング

2007年10月のアニメ新番組、2週目を観ての個人ランキング。
1週目はコチラ→

先週と同じく、大雑把にA(最高)~D(切り捨て御免)の4段階評価。あと、今期の作品、原作モノは全く知らないという前提。

Aランク:「CLANNAD -クラナド-」「しおんの王」「DRAGONAUT -THE RESONANCE-」「バンブーブレード」「BLUE DROP ~天使達の戯曲~」「Myself;Yourself」「もやしもん」

Bランク:「ご愁傷さま二ノ宮くん」「ef - a tale of memories.」「機動戦士ガンダム00」「灼眼のシャナII」「プリズム・アーク」「レンタルマギカ」

Cランク:「キミキス pure rouge」「スケッチブック ~full color's~」「みなみけ」

Dランク:「素敵探偵ラビリンス」「ナイトウィザード The ANIMATION」

※太字は先週から変化のあった作品

「ナイトウィザード The ANIMATION」がDランク落ち(=切るに)。
人気のある原作らしいのだが、ギャグのセンスが自分には合わない。毎度「Yesかハイで答えて下さい」と聞かれるのは勘弁。「下がる男」も笑えなかった。このセンスが好きな人には評価は高いか?

「キミキス pure rouge」はDランクに半分足を突っ込んでいる状態。話題作なので暫く様子を見たいが、他所の評価もかなり厳しいようだ。盛り返しに期待したい。

「レンタルマギカ」は、やや盛り返した。キャラクター大勢より、少ない人数でじっくり見せる方が自分は好きだ。

「ご愁傷さま二ノ宮くん」は、突飛な設定に驚いた第1話に比較して、平凡な印象。

「スケッチブック ~full color's~」と「みなみけ」は、全く自分の好みではないが、世間の評価が高いようなので、様子を見る事に。

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2007年10月21日 (日)

ガンダム00 第3話 変わる世界

ガンダム00 第3話 変わる世界の感想。

「世界が……世界が変わってる!?」
って、あんたー、簡単すぎやしませんか?作り話だよね全くw

まあ、作品の作り方がヘボでも、こんだけネタをながされりゃ、いやでも少しは面白くなってきた。
散々けなしてきたけれど、作劇法としてツマラナイといっているんで、ネタ自体は十分楽しんでますよ。

デキル敵役として登場のグラハムは、やはりエクシアに圧倒されるが、引き際のタイミングを心得ているのが、コーラサワーとは違うところ。
ライフルの破損のみで、戦闘データと、塗料を持ち帰ったw

で、戦闘データだが「パワーはフラッグの6倍」ねぇ。
いや、それは別に凄いとは思うけど、単にセリフでいうだけってのが、芸のないところ。
アニメなんだから、喋らせて表現するっていうのは、下手な証拠だよ。

「この機体をチューンして頂きたい」「パイロットへの負担は?」「無視して戴いて結構」
さすがグラハム君、トールギスってわけだね。そこまで性能アップできれば良いけどw

グラハム君とユニオンだけで1話集中して消化すれば良いのに、あっちゃこっちゃに視点が移動するのが、ガンダムOOの気に食わないところ。
そんなんだから、キャラに感情入れ込めない、ストーリーの要点が拡散する、詰め込み過ぎで演技が出来ず喋りで誤魔化すんだな。

そして今回はもう一人の敵役が登場する。といっても、もう1話で既に出てはいるんだけど、コーラサワー、グラハムに続く、エクシアと戦った第3の戦士という意味。

人革連のセルゲイ、さすがオッサンだけあって頭を使い、一時はエクシアの動きを封じる。
が、やはり、切り札のビームサーベルに破れる。
ここで気付いたのだが、どうやらビームサーベルは最初からは使えないようだ。時間制限か、ガンダムの動力源の秘密に関係があるのか?

セルゲイの戦闘、ティエレンのもっさりとした機動が、ガンダムのすばやさの対比となって面白い。
しかし、戴けないのは、どうしてエクシアが、セイロンに再び現れたのか?
キュリオスが南米の麻薬畑を焼き払い、デュナメスが南アフリカの鉱山を襲撃したのは、まあ分るが、エクシアは単に軍隊が居るというだけで行ったのか?
セルゲイと戦闘させるためだけに行かせたように見えてしまうのが、シナリオの甘いところだ。

グラハム君とセルゲイ、それぞれの対エクシア戦を核とした、ガンダム00 第3話 「変わる世界」のストーリーだが、先に書いたように視点があちこちに飛び回る。
シャトル内のグラハムから、東京のマスコミ局内、人革連の軌道エレベーターに集まる4人のマイスター、ユニオンのグラハム、東京の謎のカップル、セイロンのセルゲイ、またユニオンのグラハム・・・
文章に書いていてもイヤになっちゃうほど、シーンが細切れに切り替わる。
まあ、ガンダム00 第1話から、ずっとこの調子であり、こういうやりかたを変える気はないのだろう。

そりゃ、1話、2話に比べりゃ、話の筋も見えてきて、いくぶん分り易くもなってきてはいるが、こういう視聴者に努力を強いるような見せ方は、如何かと思う。
普通は、3極対立の複雑な世界であっても、ある立場に所属する一人の人間を常に追いかけ続け、その人間の視点を通して、外の世界を表現していく物である。それが主人公であり、分りやすいストーリーというものだ。
ところが、ガンダム00は、そうしたセオリーを無視した作劇法である。
一応、刹那が主人公らしくはあるが、視点は彼の物ではない。世界の万物を覗く神の目があり、特定のキャラを追うのではなく、ソレスタルビーイングの介入によって起きる事象を追っかけている。

ガンダム00の第1話、第2話の感想では、一般的なキャラクター中心の視点を追っかけるスタイルでもって、面白くない、駄作といった評価をしていたのだが、制作者は、そういうスタイルでの表現に興味はないように見える。
どうやら、視聴者は今後も見続ける気があるなら、キャラクター中心主義を諦め、話の筋を追ったり、世界観を眺める方を楽しむ事に、軸足を移す必要がありそうだ。

いや、とっくの昔に、ガンダム00を面白いと評価する人たちは、その見方なんだろう。

まあ、いいやその見方で。でも、それならご都合主義なストーリーは尚更まずいじゃないか。
IRAが武装解除とか言っていたが、唐突過ぎるだろう。
彼らの資金源が、麻薬や鉱山だったって事ですかね?その辺はまた来週なのか?

2007年10月15日 (月)

2007年10月~アニメ新番組1週目個人ランキング

2007年10月の番組改変期、勿論すべて観るのは無理。一応とりだめした今期のアニメ新番組1週間分を、2週間掛けてようやく観終わりましたよ。

ランキングといっても、大雑把にA(最高)~D(切り捨て御免)の4段階評価。あと、今期の作品、原作モノは全く知らないという前提。

Aランク:「CLANNAD -クラナド-」「ご愁傷さま二ノ宮くん」「しおんの王」「DRAGONAUT -THE RESONANCE-」「バンブーブレード」「BLUE DROP ~天使達の戯曲~」「Myself;Yourself」「もやしもん」

Bランク:「ef - a tale of memories.」「機動戦士ガンダム00」「灼眼のシャナII」「プリズム・アーク」

Cランク:「キミキス pure rouge」「スケッチブック ~full color's~」「ナイトウィザード The ANIMATION」「みなみけ」「レンタルマギカ」

Dランク:「素敵探偵ラビリンス」

「素敵探偵ラビリンス」は2週目が野球放送延長で、他と重なってしまい、早速切ってしまった。2週目は面白かったかもしれないけれど、とにかく第1話は途中で眠ってしまうほどつまらなかった(睡眠不足ではないが)。

「キミキス pure rouge」はAパートはまあまあだったが、Bパートは興味が続かない。ラストシーンでハットさせてくれたので、2週目以降は持ち直すか?

「スケッチブック ~full color's~」は、ARIAのような癒し系だが、コレも眠くてつらい。ARIAは主人公の成長とか、SF要素、ファンタジー要素と、癒し系でも飽きさせない要素満載だったが、単なる猫萌え美術部女子高生の日常物語では厳しい。

他のCランクも、途中で眠くなったら負けみたいな。
あくまで、私個人の感想なので、出来がいいとか悪いとかの基準ではありません。
酷い作画の崩れは、一本も無かったし。
Aにしたのも、あくまで1週目が飽きずに楽しめた作品という事で、今後何となくダメダメになりそうな作品もあるけれど。

まあ、私の好みはこんな感じってことで、他の記事で書いている事の参考にもなるかなと。 基本、まったり系は苦手で、時間が短く感じる方が良いって具合。
前期でいえば、「らき☆すた」なんか一応全部観たが、ネタだけで興味を持続させるのは辛い物があったり、「ぽてまよ」は1話で切ってしまったし。

とにかく、本数多すぎるので、どんどん絞っていかないと、時間も資源も体力も持ちませんね。

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同じ型の250GBを使用中だが、既に満杯。追加しましょうか・・・

2007年10月14日 (日)

ガンダム00 第2話 ガンダムマイスター

ガンダム00 第2話 ガンダムマイスターの感想。

相変わらずの印象。ガンダムのデザインはそこらの新しいロボットアニメのそれと区別がつかないし、燃え上がらない淡々としたストーリーと演出。キャラも多すぎて、一体誰が主人公何だか。

もちろん、刹那とかいう坊やが主人公なんだろう。でも、それはお約束の白いガンダムに乗っていて、戦闘シーンで少々他のガンダムより派手な動きを見せたからじゃないの?1話の冒頭で、過去の体験を見せるシーンがあったから?今回のラストで切れ者らしい戦士が、戦いを挑んできたからか?

それって、過去のガンダムシリーズが残してきたアイコンにただ乗りしてるだけだよね。ガンダムシリーズなんて知らない、これが初めてのアニメっていう視聴者にそれが分かって、わくわくさせる事ができるだろうか?

何故、それらが、お約束となり得たのか。それは、それらが初めて使われたシーンで、人を強烈に惹き付け感動させたからに他ならない。巧みなストーリーと細やかな演出の積み重ねで、初めて成し遂げる事の出来た努力の結晶なのだ。

それなのに、今度のガンダム00は、それらの遺産を引用するだけ。淡々と流れるストーリーと感情表現の乏しいキャラが、思い出したように所々に組み込まれたそれらを、演じさせられているだけの事。
まあ、過去の引出しを開けてノスタルジックな妄想にふけるのも悪くはないが、それはそれ。
新たな感動を求めて、貴重な時間の一部を費やそうと考えている私のようなファンには、つまらないというものだ。

第1話のソレスタルビーイングで、皆がみんな酷評しているだろうと思っていたら、意外と好意的な感想が目に付き、自分が間違っているのかとも思ったのだが、よくよく読んでみると、過去のアニメのシーンを引用しては、面白いとかカッコイイといっている感想が多い。
コーラサワーはオレンジとかね。今回のガンダムマイスターもきっと

「君の存在に心奪われた男だ!」

とかいって、さも好敵手のように戦いを挑んだグラハムを、シャアのような存在として騒いでいるんだろう。

もう、アフォかと。シャアが何でカッコよかったのか判ってるのかね。双眼鏡かまえてくっちゃべったところで、それは借りもんのパロディーでしかなく、グラハムが優秀な戦士である事は何も証明されていないのだ。

まあ、確かにネタになるような事はてんこ盛で、その意味では面白いアニメだろう。
デブwガンダムのティエリアが今回メガネをしていない(戦闘中はしていない、伊達なのか?)とか、犯行声明の親父が200年前に死んでいるとか。GN粒子って何?とか。

主人公中心にストーリーを進めないのも、満遍なく魅力的なキャラ同士で、勝手にカップリングさせて妄想を膨らますのに、却って都合いいとか。

作っている側のコンセプトが最初から、多様な嗜好に対応する豊富なキャラクターとネタの提供だとしたら、見限るしかないんだけど・・・

某所で、富野監督が「ガンダムなんていうものを作ったために、30年たった今も自分の知らないガンダムが次々に出て来て怒っている」と発言されたそうだ。
今のところ、ガンダム00も、ファーストの遺産を食い潰しているだけで、全く精神は引き継がれていないと、思う。

文句ばっかりいってれば、周りから人がいなくなってしまうと、分っているさ。
しかし、本当は褒めたいのに、褒めるところがないというのが、何とも悲しい。
期待もなければスルーするだけだ。

2007年10月 7日 (日)

ガンダム00 第1話 ソレスタルビーイング

ガンダム00 第1話 ソレスタルビーイングの感想。

期待を見事に裏切る、つまらないアニメだったな。っていうか、事前情報で宣伝しまくった新ガンダムのデザイン、カッコ悪すぎで、誰も期待していなかったんじゃ?

いや、ダサいデザインでも演出次第ではカッコ良く見せられるんだけど、アニメになってもインパクトが無いんだから、バソダイおわた。
過去にはGガンダムって、ダサいデザインを強引にカッコ良く見せた名作もあるというのにw
地味なしぶいストーリーで魅せられるようなデザインじゃないよ、まったく。

プラモデルで見る分には、そこそこ見られるが、絵にして動かすとなると、どうしようもない。
シルエットで特徴があって存在感が無いとダメなんだけれど、表面のディテールとカラーリングで誤魔化す道に走っているからな。
背中に円錐のっけてw、特徴あるでしょっていわれてもなー。
稚拙なディテール表現のファーストが、何故今でも魅力的なのか、原点に戻って考え直さないと、没落するばかりだ。

キャラデザインは、著名漫画家さん起用で、美少年美少女揃いではあるが、キャラは絵だけじゃ何ともいえないんだよね。
つまり、お話が全くダメという訳。

政治や歴史の授業じゃないんだから、淡々と起こる事を、上から目線で表現すればいいってもんじゃないでしょ。
誰でもいいからサ、キャラ視点で進めないと、感情の持って行き所がない。
ドキュメンタリーじゃなくて、エンターティメントなんだから、基本の基本だよね。
こんなんで、キャラに思い入れようたって、無理~っ。綺麗なお人形さんが並んでるだけ。

別にガンダムWでも、腐女子アニメでも構わなかったんだけど、キャラさえ立っていれば。
かっこ悪いガンダムでさえも許せるんだけど、見事に説明だけのストーリー。

大きくなると、どこも腐っていくもんなのかね?
視聴者、なめ切っているとしか思えない。
アイドルマスターなんて、名前だけ借りて、まったくの舞HIMEシリーズでしかなかったし。
ガンダム00も、名前だけ借りて精神の欠片も残っていない。宇宙世紀どころじゃなく、ガンダム自体いうのが間違いだよ。

まあ、今後もこの調子とはかぎらないから、化ける事に期待。

結論、チャイナ(王 留美)は俺のヨメwwwwwwwwwwww

2007年10月 3日 (水)

ヱヴァンゲリヲン新劇場版:序 ネタバレ感想

先日見てきた、ヱヴァンゲリヲン新劇場版:序。TV版の記憶も薄らいで、満足な感想も書けなかったので、ビデオを見直した。
旧劇場版も見直す必要ありなんだけど、とりあえずTVだけ見て、ネタばれを含んだ感想。

何か、初っ端から思い入れのあるシーンがカットされていて、白けちゃったんだよね。 まあ、記憶に自信が無かったから、首をかしげながらズルズル見つづける事に。

サキエルの目パチが無くて、萌えない。

リツ子:フォーナインシステムとはよく言ったものだわ云々 がない。

搭乗以前に、落下物からシンジを保護するように動く初号機のシーン がない。

まあ、全部をやれるわきゃないから、カットするしかないんだけど、上記は削って欲しくなかった。

エレベーターでゲンドウとシンジが向き合うシーン

個人的には、こんなのは全然いらないし。ミサトがシンジと同居する事になって、最初に飯食うシーンのところとか、もっとばっさり切れば良いと思ったので。

ビルの生えるシーンだって、シンジのセリフ一つで十分だったわけで、そこをCGでカッコよく見せるのに何の意味があるのだろうか?

観る前は、皆が絶賛しているわけだから、自分も褒めて、お祭騒ぎの輪に入りたいとか思っていたんだけど・・・
ここでケチつけてる俺って、シンジ同様、友達を作れない体質なのかもしれないね。

勿論逆に、加えられたり改変された部分も数多い。
変形する第6使徒ラミエルのCGは、多くの人が絶賛する見所の一つ。
だが、自分はそこで驚く事が出来なかった。
TV版の記憶が曖昧だったので、元から何かしら変形アクションが在ったような気がしたから。
元が、全く変形していないのを確認した今では、驚いた人の気もわかるのだが・・・

ビルが生えるシーンと同様、それはあまり意味がないように思う。
結局、CGのようなテクノロジーに頼った映像進化は、確かに見ている現在でよく出来たものを提供しても、 更に何年か経って、もっと進化した映像を見せつけられてしまえば、陳腐化は避けられない。
また、元々そういうものだと思ってしまえば、私の場合のように効果が無いだろう。

順番が前後するが、シミュレーターによる訓練風景。TV版はエヴァそのものに乗り込んでいたが、エグイ形のシミュレーターが登場する。
TVでは、サキエル戦で頭部装甲を失ってエグイ中身が露出するが、今回はそのシーンを省く代わりに、シミュレーターをこの様に表現したのだろう。

そして、最も大きな違いは、早くもリリスとカヲルが登場する事。
序が単純にTV版1話~6話のダイジェストではありえない理由であり、TV版と同じといっている奴は、シロートといっていい。

私も、前の感想でTV版と違いがよくわからないと言っていたので、シロート確定(汗
まあ、ネタバレになっちゃうので、書かなかったのが真相だけど。

あと、さっき「第6使徒ラミエル」と書いたが、TV版は「第5使徒」だった。
リリスが第2使徒、サキエルとシャムシエルは4,5である。第3使徒が何なのか?不明。
判らないといっているだけでは、つまらないので、ここではシンジが第3使徒なのかもと、思いつきでいってみる。 サードチルドレンだしw
まあ、最後の使徒が人類と言う設定らしいので、順送りでずれているなら、人類かもね。

つまり、パッと見て同じようではあるが、根本的な設定の違いがあり、単にダイジェストにする為の改変ではないところが、今回のミソだ。

でも、その種明かしが、またしても並行世界でしたって結論だったら、ちゃぶ台ひっくり返すかも。
次からは、大きく変えてくるらしいから、楽しみに待つとしよう。

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2007年10月 1日 (月)

ヱヴァンゲリヲン序 観てきた

初日からようやく一月経って、再びやってきた1000円サービスデーってことで、ヱヴァンゲリヲン新劇場版:序を観てきた。貧乏なもので、歩いていける場所に劇場があってよかったw

100万人突破とか、超話題になってるとかで、一応オタクのたしなみで行ってはみたものの、だめだこりゃ・・・

私には、オリジナルとの違いがサッパリわかりませんでしたよorz

超映画批評によれば、殆ど同じだがちょっとしたところが違っていて、そのちょっとしたところが大事なんだって、いうもんだから、一応気にしながら見てはいたんだけど。

元々、そんなに熱心なファンではなかったし。勿論当時からのオタクで、リアルタイムでTVにかじりついてはいたんだけれど、裏設定を自ら探求するようなタイプで無いので。
死海文書の高い本も買ったりしたけど、理解など到底自分には無理だった。
メカのデザインがイカス!とか、綾波よりアスカ派、とかいってた頭の悪いオタクだからね。

10年余りのブランクは長いですわ。殆ど記憶に残っていませんよ。

それでも、好きだったシーンが思いっきり省かれていると、チクショーめとか思うわけで、やっぱり変なところで拘りはあるんだな。

結局、萌えを期待すると酷くつまらなく、ただ今後の2部3部に繋げる為に観ておくしかない、って感じ。

何を観ても、頭の良い人達には勝てない。後を追っかけるだけだよね。
電脳コイルなんかも、きっと頭の良い人達は、全然違う世界が見えているんだろうと、悲しくなった。

エンドロール後の次回予告も、何が何だか解らん内に、一瞬で終わってしまったし。

→ネタバレ感想はコチラ

これから行く人は、とにかく十分な予習をお勧めしますよ。

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