« 2009年11月 | トップページ | 2010年4月 »

2010年2月

2010年2月16日 (火)

ナノイー発生機とシリコーン含有製品の使用について

プラズマクラスターイオン発生機を購入して悩んでいたアレルギー性鼻炎の症状が緩和され、大変満足していたのだが、取り扱い説明書には少々気になる記述があった。

SHARPプラズマクラスターイオン発生機IG-B100取扱説明書(pdfファイル)

上のリンク先はIG-A100の後継機IG-B100のものであるが、5ページの使用上の注意の最後に
『プラズマクラスターイオン発生機の近くでは、フッ素樹脂やシリコーンを配合した化粧品などは使わない。』
と記述されている。
具体的には、ヘアケア製品の多くに艶出し剤として上記の物質が含まれている。
ちなみに、IG-A100の場合はシリコーンだけで、フッ素樹脂については後で追加されたようだ。

これを使用するとイオンを発生する電極部分に付着して、放電が妨がれて機能しなくなる恐れがあるというわけだ。
それで個人的事情なのだが、趣味の関係でシリコーンを大量に保有・使用することがある為、頭を抱えてしまった。

幸いすぐにシリコーンを使う事もなかったので、様子を見ていたところ新たにパナソニックが、プラズマクラスターに対抗してナノイー発生機F-GME15を発売した。

Panasonicナノイー発生機F-GME15取扱説明書(pdfファイル)

検索で上記取扱説明書を探し出し、使用上の注意を確認したところ、こちらにはフッ素樹脂やシリコーンを配合した製品の使用を制限する記述がなかったため今回新たに購入することにした。

ところが、話はこれで終わりではない。

実は、説明書に書いてないがナノイー発生機の方も「使わないで欲しい」といわれてしまったのだorz
買う前に調べるべきところだが、少々心配だったので、サポートにメールで問い合わせたのである。
>メールに記載された内容の転載や二次利用はご遠慮ください
ということで転載できないのだが、簡単にまとめると
ナノイー発生ユニット自体は影響がないが、他の電子部品には影響がでる事もあるので使わないで欲しいという返事だった。
もしシリコーンを使うときは、ナノイー発生機の電源を切って他の部屋に隔離。使用を再開するときは、シリコーンを密閉容器に保存するか他の部屋に隔離したのち換気を十分に行ってから、電源を入れる事となる。

サポートの返事をまじめに実行するなら、買い換える意味なしである。

まあ、しかし電子部品に影響があるというなら、部屋に置いてある家電製品やパソコンも同じ条件だ。こいつらも平気であるはずがない。クレームを警戒して最悪のケースを想定しての返事ということも考えられよう。

少なくとも、説明書に明記されているプラズマクラスターよりはマシなはず。自己責任で、絶対とはいえないが、シリコーン入りのヘアケア用品を使ったりするなら、ナノイーをお勧めする。

 


Panasonic ナノイー発生機F-GME15(楽天の検索結果一覧)


 

 

2010年2月14日 (日)

ナノイー発生機 F-GME15 レビュー

久々の更新だが、前にも触れたパナソニックのナノイー発生機 F-GME15を購入した。
既に1ヶ月ほど使用して見た上での感想を書き留める。

Nanoe01_4 シャープ プラズマクラスターイオン発生機 IG-A100と並べたところ。
高さはやや低く、幅はやや広い。ハイテクイメージのIG-A100に対し、白物家電的スタイル。
人により印象は違うだろうが、ゴミ箱みたいだw

Nanoe02_2 吸気口はIG-A100の場合両サイドにあるが、F-GME15は背面のみである。
IG-A100は本体左右と背面からの距離を説明書に指定されていて設置面積が大きかった。
F-GME15は具体的な距離は指定されず背面の吸気口をふさぐ事がないように注意するだけだ。置き場所はこちらの方が気を使わなくても済むだろう。

IG-A100の後継機IG-B100は持ち運びのための取っ手があるが、F-GME15にはそのような工夫はない。
IG-A100同様両手で抱えて持ち運ぶが、幅が広い分持ち上げにくい印象だ。

Nanoe03_2 吹き出し口のルーバーは4段階に角度を変えることが出来る。
最小角度。机上で顔に直接風を送りたい時などはこの位置で。
Nanoe04_2 最大角度。
写真では全部白く見えるが、ルーバーとその周囲は、他の部分と違う若干透明感があるプラスチックで、電源が入るとスイッチの近くの弱/強の部分がLEDで青く光る。
IG-A100のLEDはまぶし過ぎたが、こちらはボンヤリ光る感じ。

外観の説明はこのくらいにして、肝心の使用感を。
なにぶん目に見えて効果が分かるものではないのだが、鼻炎についてはプラズマクラスター同様の効果がありそうだ。これに変えてから、症状が悪化する事はなかったから。
消臭効果も、プラズマクラスター同様の効果を感じる。
少なくとも、効果が感じられなくて、がっかりする事はないと思う。インフルエンザウイルスについては、プラズマクラスター同様、自分では何もいう事は出来ないが。

IG-A100使用者の多くが指摘する騒音については、F-GME15は大変静かで殆ど気になる事はないだろう。ファンの音が小さいのはもちろん、放電音も小さい音で気にならない。
IG-A100ではジージーという断続音で、人によってはかなり耳障りなものらしいが、切れ目のない連続音なのでファンの音に隠れて目立たない。
IG-A100の後継機IG-B100もファンの音は改良で小さくなったが、放電音は相変わらずで、かえって気になるようになってしまったという感想がある。
放電音が気になる人はナノイー発生機の方が良いかも知れない。

最後に、シリコーン含有製品の使用について。
以前述べたように、プラズマクラスターを持っているのにナノイーを新たに買った理由は、プラズマクラスターイオン発生機の説明書にシリコーン含有製品の使用を制限する記述があったためだ。
長くなるので、これについては別記事とする。

 


Panasonic ナノイー発生機F-GME15(楽天の検索結果一覧)


« 2009年11月 | トップページ | 2010年4月 »

無料ブログはココログ

楽天ランキング

  • パソコン・周辺機器

スポンサード リンク

PR

  • クーポン券で更に割引★