ナノイー発生機とシリコーン含有製品の使用について
プラズマクラスターイオン発生機を購入して悩んでいたアレルギー性鼻炎の症状が緩和され、大変満足していたのだが、取り扱い説明書には少々気になる記述があった。
SHARPプラズマクラスターイオン発生機IG-B100取扱説明書(pdfファイル)
上のリンク先はIG-A100の後継機IG-B100のものであるが、5ページの使用上の注意の最後に
『プラズマクラスターイオン発生機の近くでは、フッ素樹脂やシリコーンを配合した化粧品などは使わない。』
と記述されている。
具体的には、ヘアケア製品の多くに艶出し剤として上記の物質が含まれている。
ちなみに、IG-A100の場合はシリコーンだけで、フッ素樹脂については後で追加されたようだ。
これを使用するとイオンを発生する電極部分に付着して、放電が妨がれて機能しなくなる恐れがあるというわけだ。
それで個人的事情なのだが、趣味の関係でシリコーンを大量に保有・使用することがある為、頭を抱えてしまった。
幸いすぐにシリコーンを使う事もなかったので、様子を見ていたところ新たにパナソニックが、プラズマクラスターに対抗してナノイー発生機F-GME15を発売した。
Panasonicナノイー発生機F-GME15取扱説明書(pdfファイル)
検索で上記取扱説明書を探し出し、使用上の注意を確認したところ、こちらにはフッ素樹脂やシリコーンを配合した製品の使用を制限する記述がなかったため今回新たに購入することにした。
ところが、話はこれで終わりではない。
実は、説明書に書いてないがナノイー発生機の方も「使わないで欲しい」といわれてしまったのだorz
買う前に調べるべきところだが、少々心配だったので、サポートにメールで問い合わせたのである。
>メールに記載された内容の転載や二次利用はご遠慮ください
ということで転載できないのだが、簡単にまとめると
ナノイー発生ユニット自体は影響がないが、他の電子部品には影響がでる事もあるので使わないで欲しいという返事だった。
もしシリコーンを使うときは、ナノイー発生機の電源を切って他の部屋に隔離。使用を再開するときは、シリコーンを密閉容器に保存するか他の部屋に隔離したのち換気を十分に行ってから、電源を入れる事となる。
サポートの返事をまじめに実行するなら、買い換える意味なしである。
まあ、しかし電子部品に影響があるというなら、部屋に置いてある家電製品やパソコンも同じ条件だ。こいつらも平気であるはずがない。クレームを警戒して最悪のケースを想定しての返事ということも考えられよう。
少なくとも、説明書に明記されているプラズマクラスターよりはマシなはず。自己責任で、絶対とはいえないが、シリコーン入りのヘアケア用品を使ったりするなら、ナノイーをお勧めする。
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