低スペックPC VY17F/AG-TのWindows 8エクスペリエンス スコア
前回、NEC VY17F/AG-TではまともにDVDビデオが見られないと書いたが、いったいどのくらい低スペックなのか具体的数字を知っておきたい。 詳しい性能を知るには各種ベンチマークプログラムを走らせるのが良いのだろうが、とりあえずお手軽にWindows エクスペリエンス インデックスのスコアを表示させてみた。
やはり、グラフィックスのサブスコアが1番低く2.0という数字だ。
Windows エクスペリエンス インデックス - Windows 7 の機能 - Microsoft Window
MicrosoftのFAQにまだ、Windows 8でのスコアについて具体的な数字が示されていないので7の数字を参考にするが、一応2以上であれば「一般的にワード プロセッサや Web ブラウジングなどの基本的なタスクには十分」との事。 またそれ以上のスコアについては 「Aero デスクトップ エクスペリエンスの実行には少なくとも 3 が要求されます。グラフィックを多用するソフトウェアを使用する場合は、一般に 4 以上のスコアが要求されます。」 Windows 8ではAero デスクトップは廃止されたが、グラフィックスに負担をかけるタスクにはやはり3以上のスコアが必要なのだろう。 NEC VY17F/AG-Tはグラフィックス以外のサブスコアはいずれも3以上を示しているので、基本的なタスクにおいては実際ストレスを感じないのに、惜しいところだ。
DVDビデオの再生以外でも気付いたところでは、Youtubeが小窓での再生はOKだが、横に広げたり全画面ではカクカクになる。 またGyaO!は一応見られるが、デフォルトのプレーヤー画面は使用できず約半分ほどの面積のMedia Playerに切り替えての再生となってしまう。
恐らく新品のWindows 8 PCであれば低価格でも殆どの場合問題なく使用できると思われるが、中古PCでマルチメディア系のコンテンツを楽しみたいのであれば、CPUパワーも大事だがそれ以上にGPU(グラフィックスチップ)の性能も吟味する必要があるだろう。
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